5月のプチ防災「自然災害伝承碑」
まずはクイズです。
添付の写真は何でしょうか?
ヒントは、小学生、中学生、高校生の方は学校で習っているかもしれません。
それよりも年齢が上の人は、学校では習っていません。
正解は、『自然災害伝承碑』の地図記号です。
地図を広げてみますと、たとえば学校であれば『文』という文字、お寺ならば『卍』、市役所は『◎』というように、建物などが記号で示されています。
この自然災害伝承碑は、地震、津波。洪水、土砂災害といった大規模な自然災害の状況や教訓を後世に伝え残すために作られた災害碑、慰霊碑、祈念碑等の石碑などを示していうる記号で、2018年に新しく制定されました。
この自然災害伝承碑が、広島県内には約50基、広島市内だけでも24基あると言われています。
あなたが住む町にも、自然災害伝承碑が建っているかもしれません。
建っていることは知っていても、その由来を知らないままの可能性もあります。
一度チェックしてみてください。
防災の第一歩は、自分の周りで過去にあった災害を知ることです。