2026年2月のプチ防災「災害時のトイレ」

「災害時のトイレ」について、気にされている方は多いと思います。

特に「能登半島地震」後の避難所のトイレ状況を知り、備えをされた方も多いのではないでしょうか。

地区の自主防災会で携帯トイレを備蓄しているところ、逆に各家庭へ数日分を配っているところ、いろいろあるようです。もちろん、携帯トイレ以外のトイレもありますが、簡便に備蓄できることから今回は携帯トイレをご紹介します。

それでは、一日何回分を想定して何日分用意しておけばよいでしょうか。災害の規模によっても異なりますし、ライフラインの被害状況や復旧状況によっても異なります。家族の人数分必要だと考えると、かなりの個数が必要となります。

基本的には、一人1日5回で7日分を想定すると言われています。5人家族だと175セット(1セットが凝固剤と消臭ビニール袋)が必要。避難所に100世帯避難した場合、17500個必要となります。この個数は単なる備えとしての数を意味するだけではなく、その後の排泄ゴミの量や清掃の回数にもつながります。

特定非営利活動法人日本トイレ研究所©

では、災害時に携帯トイレを使用した場合の、廃棄物の嵩は一人1日約何リットルでしょうか?

およそ8リットルと言われています。

100世帯500人が避難した避難所で想定される排泄ゴミは4000リットルとなります。

1リットルの牛乳パック4000個分のゴミをどのように保管し、どのように処理していくのかも検討しなくてはいけない重要事項となります。

避難訓練で「トイレどうする?」と取り組む時には、ゴミの処理とさらには清掃まで考えて取り組むことが、衛生面でも大切なことになるのだと、日本トイレ研究所主催の「災害時トイレ衛生管理講習会」で学びました。

※注:災害時のトイレについては、被災状況やライフラインの復旧状況により、携帯トイレ以外にもさまざまあります。