4月のプチ防災「夜中の地震への備え」

夜中の地震への対策として、一番大切なのは明かりです。寝ているときに地震が発生したときは、まず電灯を点けます。

周りの安全を確認して、危険な場所から離れます。停電しても大丈夫なように、懐中電灯のスイッチを入れます。

寝る場所の近くに普段から懐中電灯と履物を置いておくと、避難が必要な時に悩みません。

履物は、ガラスや陶器などが壊れて歩きにくくなった場所を歩きやすくすることができます。

家具の倒壊防止器具の設置は、寝室がもっとも重要です。

寝ているところに大きなものが倒れかからないようにしておきます。

防災士の資格をとるまでは、タンスの上にガラスケースや小物の入った段ボール箱を置いていました。

今は、倒れても大丈夫な場所に置いています。

夜中の話ではありませんが、地震後のテレビのインタビューで「風呂に入っていたので裸で飛び出しました」というのがありました。

多くの家で、風呂は一番頑丈な部屋です。

慌てて飛び出したくなる気持ちは分かりますが、とりあえずタオルと服を握りしめて風呂の中で待つのが安全です。

大雨警報が出たら風呂水を抜かないのが我が家の鉄則ですが、シェルターとしての活用も考えてみてください。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8d8dfa1f624c85a13ce864860068c8ba3031fc86