11月のプチ防災 ”逃げ地図”と”防災訓練”
本日、11月20日は毎月20日の広島市民防災の日です!
本日は2つのテーマで記事を書きます。
【①可部南小学校で防災訓練”防災・絆フェスティバル”を開催します!】
日時:11月23日(木・祝)10:00開会
コロナによってずっと開催が延期されていた防災絆フェスティバルがようやく開催できるということで、3月から企画を重ねてきました。
この訓練をこの度プチ防災で取り上げたのは一つ嬉しいことがあったからです。私の実家は可部南小学校区にあり、これまでも可部南学区の防災士として区役所には登録されていました。
今年、自主防災会のメンバーのおひとりが「おもに自治会長で組織している自主防災会のメンバーだけではなく、防災士も企画に呼ぼう」と声を上げてくださったとのことで、初めて、自主防災連合会長から電話をもらいました。
そして、私を含む6人の防災士が初めて防災訓練の企画に携わり、各ブースの責任者としてここまで準備を進めてきました。
各自治会・自主防災会によっていろいろな事情があるかと思います。しかし、防災士の方々のアイデアを聞いていると、防災士を地域の防災企画の仲間に入れてもらうことは、やはり企画の充実度や実効性が高まると実感しました。
当日は子どもたちも楽しめる仕掛けがたくさんあります。300人の来場を目標としています。まだまだ地区全員避難とまではいきませんが、こうした啓発活動を継続していくことが地域にできることだと思っています。
【② 逃げ地図 とは?!】
昨日、かつて東北に頻繁に行っていた頃の資料を整理していると、陸前高田市小友町の”逃げ地図”が出てきました。
逃げ地図ってなんだろう?と見入りました。どうやらハザードマップやわが町防災マップとも違う・・
画像が少し小さくて申し訳ないのですが、地図に逃げ道の➡などが書かれています。
しかし、「避難地図を作ること」を目的としているのではなく、「逃げる場合の課題を平常時に発見し、解決すること」を重視してあります。
なので、ワークショップの開催が前提となっており、安全な場所に逃げるためにはどれくらいの時間、距離、問題があるかを事前に話し合っているんです。
↑このように、ワークショップで出た発見を記載してあります。
車避難を想定して「駐車場が少ない」や「道路舗装した方が良い」なども地図に書き込んであります。
わがまち防災マップを作る際にも同じようなプロセスを踏んでいるところもあるかとは思います。
しかし、あえて”逃げる”ことに特化したワークをおこなうことも、ひとつのアイデアかなと思いましたので、今月のプチ防災で共有させてもらいました!
逃げるイメージは大切です。自分の家から避難所まで、大きな川やアンダーパスがあります。車で通れなくなることを想定して、違う方法を用意しました。いざという時、慌てないために。
コメントありがとうございます。アンダーパス、盲点ですね!距離や時間帯によって車避難を希望する方も多いと思うので、車避難に特化したワークをしてもよさそうですね。